気温が変化する秋は喘息発作に注意朝晩は気温が低くなり、過ごしやすい季節になりました。ですが日ごとの気温の変化が大きくなる秋は、気管支喘息の患者さんにとって発作が起こりやすい季節です。 気管支喘息は、のどから肺につながる空気の通り道(気管)に慢性的な炎症が起こって気道が狭くなる病気です。「ゼイゼイ」という音を伴って呼吸困難が生じます。子どもに多い病気ですが、40歳以降で発症することもあります。 主な原因は、アレルギーを引き起こすダニやハウスダスト、ペットの毛などですが、気温の変化やタバコの煙、かぜをひいたときにも症状が出やすくなります。室内の掃除や寝具の手入れをして、アレルゲンを除去するのが悪化予防の第一です。特に秋は、夏に増えたダニの死がいが多くなるので、掃除を念入りにするようにしましょう。 咳が1週間以上も続き、日中より夜間の方がひどいときには、早めに病医院を受診してください。 ■ 関連リンク |